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「理不尽な暴力」というのは恐ろしいものですよね。
- いじめ
- 通り魔
- 無差別殺人
これらに関する酷い事件をニュースでみるたび、こんな風に思うことはないでしょうか?
- 自分がこんな目にあったらどうしよう
- 家族、恋人、友人の身にふりかかったら何ができる?
それが理由で護身術に興味を持つ方も多いと思います。
そんな男性の方に向け、この記事ではおすすめの護身術を紹介していますよ。
また、女性におすすめの護身術については以下の記事で紹介しています。

まずは護身術を紹介する前に、
- 護身術と格闘技の違い
- どのような護身術を選ぶべきか
- 護身術は習っても無駄なのか
などについて解説しています。
すぐに「おすすめ護身術」をチェックしたい方は以下をタップするとジャンプしますよ。
護身術の考え方
一口に護身術と言っても膨大な種類があります。
ここでは、
- 護身術と格闘技の違いとは何か?
- どのような護身術を選ぶべきか?
- 護身術は習っても無駄なのか?
これらの点について書いていますよ。
護身術と格闘技の違いは?

格闘技というと競技スポーツ的な意味合いで使われることが多いですよね。
MMAやキックボクシングなど。
それを前提とするなら、格闘技と護身術は大きく異なります。
例えば、
- 現実はタイマンとは限らない
- ルールが存在しない
- 武器を使用してもOK
パッと思いつくだけでもこれだけの違いがありますね。
そしてもうひとつ重要な点として「相手を敵だと認識できるのかどうか」というものがあります。

相手を警戒する間もなく襲われることがあるって意味です。



2008年の秋葉原通り魔事件とかそうだったろうね。いきなりナイフで刺しまくるなんて誰も思わないし。



対して格闘技は必ず相手を認識している状態で始まるものだよね。
格闘技の試合は、試合に向けて準備をすることができます。
しかし現実で護身術が必要になるのは急なケースがほとんどでしょう。
ですから、必ずしも肉体的な強さや技が大事になるとは限りません。



事前に危機を回避する考え方が重要になるのですね。
これが格闘技と護身術の最も異なる点だと考えます。
どのような護身術を選ぶべきか?


答えはシンプルです。
- 通いやすい教室を選ぶ
- 続けられそうな護身術を選ぶ
- 細かいことを基準にしない
護身術として使えそうかどうか・・・なんて初心者の内から考える必要はありません。
どんな護身術だって継続すれば必ず役に立ちます。
そんなことよりも懸念(けねん)すべきは「飽きて続けるのがおっくうになる」こと。
それを回避するためにもなるべく近場の教室を選びましょう。
護身術は習っても無駄なのか?





護身術なんて習ったところで役に立つとは限らないよね。



そりゃそうでしょ。習っただけで必ず相手を撃退できたらスーパーマンだよ。
役に立つか立たないか、ゼロか100かで考えることに何の意味もありません。
なかなか成長を感じられず、
- 結局は役に立たないんじゃないか
- こんなことしても無駄なんじゃないか
そのように考えてしまうのは護身術に限らず、どんなスキルにも当てはまること。
はっきりと上達を感じるには一朝一夕では叶いません。
何よりも継続が大事。
ここまでのことを踏まえ、実際におすすめの護身術を紹介していきますね。
おすすめ護身術①【クラヴマガ】


おすすめ度 | |
向いている人 | ゆるくダイエットしたい人 本格的に護身術を習いたい人 |
月額費の相場 | 10,000円前後 |
イスラエルの軍隊格闘術として生まれたクラヴマガ。
現在では世界中に普及しており、一般の人でも習うことができます。
クラヴマガをおすすめできる点としては以下。
- 教室が多い
- ダイエット目的でもできる
- 対武器や複数戦など実戦的な練習ができる
クラヴマガは目的に応じて様々なトレーニングができます。



練習メニューにミット打ちなどもあって、運動不足解消みたいなライトな目的でもできそうだね。



そうだね。もちろん本格的にCQC(近接戦闘術)を身につけたい人だってOKだよ!
模擬ナイフやチャンバラのように武器を扱う練習もできますよ。
クラヴマガに関して詳しくは別の記事で紹介していますので、あわせて参考にしてみてください。


おすすめ護身術②【システマ】


おすすめ度 | |
向いている人 | 危機が迫った時にパニックに陥りたくない人 |
月額費の相場 | 10,000円~ オンライン講座だと1,000円~ |
ロシアの合気道とも呼ばれる、旧ソ連で発祥した実戦武術です。
しかし現在では、日常生活に気軽に取り入れることができる心身のリラックス法としても知られています。
システマの特徴を挙げると以下。
- パニックに対する心構えが身につく
- 力を抜いて物事に対処できるようになる
- 格闘技では習えない技が身につく
護身術が必要となる逼迫(ひっぱく)した場面では、普通の精神状態ではいられません。



緊張と恐怖でまともな判断は下せなくなるよね。



そんな乱れた精神状態にアプローチするのがシステマの特徴のひとつなんだ。
心を落ち着けるのに重要な役割を果たすのが「呼吸」であることに誰も異論はないでしょう。
システマには様々な呼吸法が存在し、かき乱された心を落ち着けるテクニックが無数にあるのです。
詳しくは別途、システマに関する記事を書いていますよ。
あわせて参考にしてください。


さらに以下の記事は、福岡のシステマ道場に体験入門した時のレポートとなっております。


おすすめ護身術③【カリ(エスクリマ/アーニス)】


おすすめ度 | |
向いている人 | 様々な武器術を身につけたい人 |
月額費の相場 | 5,000~10,000円 |
例えば2008年の秋葉原通り魔事件に見られるような、本気で人を殺そうとしている武器持ちの人間に対し、素手で立ち向かうのは危険過ぎますね。



でも家族が襲われていたりしたら逃げるわけにはいかないし…どうやって立ち向かう?



対抗できるとすれば武器術だよね。
当然ながら、武器は素手よりも遥かに威力を出せます。
リーチも長くなるので、効率的に相手を制することができるんですね。



フィリピン武術のカリ(またの名をエスクリマ、アーニス)は、もともとは民間人が「海賊から身を守るため」に生まれたまさに生粋の護身術です。
- どんな武器でも扱える技術が身につく
- 相手の武器を奪い取る技術(ディスアーム)ができるようになる
- 日本でも習うことができる
このような特徴があるんですよ。



だからこそ、身近な物をとっさに武器にできるのか。



そう!いきなり海賊が襲ってくることもあったからね。
自分で武器を扱えるようになれるのはもちろん、相手から武器を奪う技術・ディスアームが特徴的です。
また、扱うのは剣や棒のような長い武器からナイフや素手まで様々。



武器を持った危険な相手に対しても対抗できうる技術がカリにはあるんですね。
カリ(エスクリマ、アーニス)については別の記事で詳しく書いていますので、あわせて参考にしてみてください。


おすすめ護身術④【合気道】


おすすめ度 | |
向いている人 | 気軽に護身術を身に着けたい人 |
月額費の相場 | 5,000円~10,000円ほど |
護身術と言えば合気道をイメージする人も多いでしょう。
- 軽い護身術としては身につけやすい
- ガチで襲ってくる相手には難しい
私の個人的な合気道に対する見解としては、
このような印象があります。
喧嘩をふっかけてくる酔っぱらいのような、ライトな相手には十分通じると思います。



しかし本気で殺しにかかってくる通り魔には…難しいかもしれません。
もちろん、それは他の護身術にも言えることですが、それなら剣道のような武器術を習う方が効率的かなと感じます。
とはいえ、合気道も元々は武器ありきの武道であり、流派によっては剣術を習えるところなどもあるんですね。
合気道に関して詳しくは以下の記事にも書いていますので、併せて参考にしてみてください。


おすすめ護身術⑤【空道】
空道は日本で生まれた超実戦的な武道。
画像引用元:大道塾・空道オフィシャルサイト
おすすめ度 | |
向いている人 | 徒手空拳で最強の護身術を学びたい人 |
月額費の相場 | 10,000円前後 |
空道は日本で生まれた超実戦的な武道。
武器は扱いませんが、徒手空拳の格闘技の中では最も護身術に向いています。
- 打撃、投げ、寝技が習える
- 頭突き、金的攻撃、関節蹴りが習える
- 本格的なスパーリングができる
総合格闘技(MMA)と同じで打・投・極の全局面の技を習うことができるんですね。
加えて「頭突き・金的攻撃・関節蹴り」も習えるのは空道だけと言っても過言ではありません。





なんか過激で危なそうなイメージなんだけど・・・。



それは表面的なイメージ。実際には個々の要望に合わせて教えてもらえるよ。
ダイエットや健康維持が目的の女性やシニアの方も多いです。
もちろん本格的な護身術として習うことも可能ですよ。
空道に関しては以下の記事でより詳しく解説していますので、あわせて参考にしてみてください。


おすすめ護身術⑥【シラット(ローコンバット)】


おすすめ度 | |
向いている人 | 武器術を含めた本格的な近接戦闘術を学びたい人 |
月額費の相場 | 10,000円前後 |
シラットはもともとインドネシアで発祥し、東南アジアに普及しました。
現在では世界各地で習うことができ、日本にも教室があります。
シラットの特徴を挙げると以下。
- 肘を使った技術が満載
- ナイフなど近接戦闘が習える
- 接近戦が強くなる
護身術で必要となるのは接近戦です。



格闘技のように一定の距離をとって向かい合う場面はほとんどないですからね。
また、カランビット(ナイフの一種)など武器術も習うことができますよ。
シラットに関して詳しくは以下の記事に書いていますので、こちらも参考にしてみてくださいね。


男性におすすめの護身術・まとめ


護身術は格闘技とは違い「戦いそのもの」を回避する考え方やテクニックが重要になりますね。
もちろん格闘技を習うのも良いでしょう。


しかしやはり武器での戦闘や対複数戦など、格闘技では学べないスキルが必要なんです。



そして何よりも重要なのは継続すること。
できれば興味があり、近場に教室がある護身術を選ぶようにしましょうね。
また、独学で習おうとする人もいますが、1人で学ぶのはやめた方がいいですよ。
理由は以下の記事で詳しく述べていますので、合わせてご覧ください。




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