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格闘技に興味があるけど種類が多すぎてどれがいいのかわからない、という方は多いでしょう。
本記事はそんな方に向け、おすすめの格闘技8種類を紹介する内容となっています。
それぞれの格闘技のメリットやデメリットを提示した上、
- 年齢層
- 練習内容
- 護身術としてはどうなのか
- シェイプアップは可能か
などについて触れていきます。
格闘技未経験者や初心者の方には、特に参考にして頂けるでしょう。
まずおすすめの格闘技を紹介する前に、
- 格闘技をやることのメリット
- 格闘技の選び方
について解説しておきます。
すぐに「おすすめ格闘技」をチェックしたい方は以下をタップするとジャンプしますよ。
ちなみに、格闘技のような競技スポーツ的なものではなく「実戦に活かせそうな護身術を身に着けたい」という方は以下の記事も参考にしてみてください。


格闘技を習うメリット

格闘技を習うことで得られるメリットとは何でしょうか?
- シェイプアップできる
- ケンカが強くなる
- 身を守る力が身につく
ざっと思いつくだけでもこれだけあります。
ただシェイプアップ効果だけを追求するなら、走ったり筋トレすることでも達成できるかもしれません。

しかしそれで護身術が身についたり腕っぷしが強くなったりはしませんよね。
筋トレによってパワーがつき、多少は強くなれるかもしれませんが。

やはり格闘技術があるのとないのとでは、
- 身を守る力
- 相手を制圧する力
これらに大きな差がでるでしょう。
格闘技を始める年齢について
たてまえを言えば、もちろん年齢を気にする必要なんてありません。

でも実際は気になっちゃいますよね。
- 同年代の会員はいるのだろうか?
- 若い人ばかりだと気後れしそう…
やはり格闘技の種類や道場によっても年齢層は異なったりします。



本記事では、それぞれの格闘技の年齢層についても触れていますよ。
もちろん最終的には見学や体験入会を行い、直接確かめた方が良いでしょう。
格闘技にセンスは必要?



格闘技やってみたいけどセンスなさそうだし向いてないと思うんだよなあ…



その点に関しては全く考える必要なし!考えるだけ無駄!!
自分は格闘技に向いているのか向いていないのか?
このような考えにとらわれて一歩を踏み出せない人も多いです。
しかしプロを目指すわけでも無い限り、全くもって重要視すべき点ではありません。



なぜならセンスのあるないに関わらず、継続すれば誰でも間違いなく強くなれるのだから。
少なくとも、その辺の街のヤンキーに屈することはなくなります。
「格闘技にセンスは必要なのか?」という点については以下の記事で掘り下げているので参考にしてみてください。


このようなことを踏まえた上で、格闘技の選び方についても触れておきましょう。
格闘技の選び方


その格闘技に興味がある…というのは前提ですが「通いやすさ」を最も重視した方が良いというのが私の意見です。



いくら興味のある格闘技でも家から遠いと挫折しそう…



ほんとそれ!なんだかんだ通いやすいのが1番なんだよね
最初はやる気が満々でも、道場まで遠いとモチベーションは下がっていきます。
私も自宅から片道1時間半の空手道場に入門しようとしたことがあります。
考え直して近場を選びましたが、今でもやっぱり正解だったと思っています。
自宅、職場、学校などから近いかどうか、しっかり考慮しましょう。
練習スケジュールに注目
いくらその格闘技が好きでも練習の開催頻度(ひんど)が少ないと満足にできない可能性があるんですね。
主な格闘技の開催頻度をざっくり書くと、
- 総合格闘技、キックボクシングなど:毎日練習を開催していることが多い
- 柔道、レスリングなど:週2~3回ほどのパターンが多い
一概には言えませんがこのように格闘技の種類によって傾向があります。
ですので、その道場の練習予定はどのようなものか、必ず事前にチェックしておきましょう。
設備・環境も要チェック


- ウエイトトレーニング設備の有無
- シャワーや更衣室の有無
- 女子更衣室の有無
などもチェックしましょう。
格闘技と同時にウエイトトレーニングを行いたい人は多いですよね。



道場にトレーニング設備を併設していれば別途スポーツジムに通う必要はなくなるかもしれません。
また、シャワーがないと不便なこともあります。
汗だくになった後に仕事に言ったり、電車に乗ったりするのは気が引けますからね。



ちなみに「格闘技に筋トレ(ウエイト)は必要なのか?」という点については以下の記事に書いています。


入会キャンペーンを見逃すな!費用について
専用のジムや道場であれば月謝は1万円前後であることが多いです。
さらに入会金も1万円ほどかかることがほとんど。



だから入会時にかかる費用はおよそ3万円前後と考えておきましょう。※
加えて、グローブやレガースなどの道具もあわせて購入する場合、更に費用がかかります。




キャンペーンの有無は要確認!
大体どのジムや道場も、年に数回は入会キャンペーンを実施しています。
- 入会金無料
- 初月費用0円
などなど。
特に年始や新春に行うことが多いので、必ずチェックするようにしましょう。
同好会やサークルの場合
レンタルスペースなどを間借りする同好会やサークルであれば、もう少し安くて月額4,000円~6,000円くらいが多い印象。
その場合、入会金などはとらないところも多いですね。



さてこれらのことを踏まえた上、ここからおすすめの格闘技を紹介していきたいと思います。
おすすめ格闘技①【ボクシング】


実戦性 | |
ジムの数 | 多い |
年齢層 | 若い |
おすすめの人 | ダイエット目的の人、女性、最低限の護身術を身に着けたい人 |
ボクシングは誰もが知っている超メジャー格闘技。



井上尚弥に憧れて興味をもつ人も多いでしょう!
ルールは言わずもがな、パンチのみを武器に戦う競技ですね。
しかし重要なのはオフェンスではなくむしろディフェンス面だと私は思っています。
その辺り、次の項で詳しく説明していきますよ。
ボクシングのメリット
ボクシングのメリットはディフェンスにあります。
ぶっちゃけ実戦において相手を打ち負かす力はそう簡単に身につきません。
何故ならKOしたりされたりといった展開はグローブありきで起こり得ることだから。
人はアゴに衝撃が加わると「てこ」の原理で脳が揺れ、意識が飛びます。
そのような脳震盪(のうしんとう)はグローブという道具があるからこそ起こりやすいわけです。
グローブより小ぶりな素手ではそう簡単には実現できません。
ボクシングは練習を積むことで反応速度が上がります。
何度も正しい動作で、
- よける
- 受け流す
といった動きを反復するので、相手の攻撃に的確に対処する力が身についていくんですね。
反応力というのは護身において極めて重要な要素です。
ナイフを持った通り魔に襲われた時、わずかな反応の差で致命傷から逃れられるかもしれません。



でも他の格闘技でもディフェンスの練習はするよね?



そうだね。でも「相手の動きに反応する」という点においては特に念入りに行うのがボクシングなんだ。
例えば総合格闘技ならば反応を高める練習だけではなく、組み付かれた際に対処する能力なども問われます。
多くのことを同時に練習していく分、それぞれの密度は下がるのです。
ボクシングの主な練習内容
- 縄跳び
- シャドー
- サンドバッグ
- ミット
- マススパーリング
- 補強トレーニング(筋トレ/スタミナUP)
ボクシングジムの特徴など
歴史の長いボクシングはジムの数も多く、都市部であれば割と見つけやすいです。
また、フィットネスとして習うことのできる女性向けのボクササイズ等も含めると、相当な数になりますね。
ボクシングの年齢層について
割とボクシングジムに通う人の年齢層は幅広く、女性などもよく見かけます。
その人気の要因のひとつは「オープンジム形式」だからでしょう。



キックや総合格闘技のジムの場合、固定された時間に練習を行うのが一般的ですね。
対してボクシングジムは「オープン時間ならいつでも練習に来ていいよ」というスタンスであることがほとんど。
- 総合やキックのジム:毎日19:00~21:00に練習を開催
- ボクシングジム:毎日11:00~21:00までオープン
自分のスケジュールに合わせ、昼でも夜でも利用することができるのが便利なんですね。
ボクシングを始めるのに必要なもの
- マウスピース
- トレーニングシューズ
必須なのはこの2つ。
グローブやヘッドガードは貸し出し用を置いていることがほとんどです。
ですが衛生面の問題があるので自分で用意することをおすすめしますよ。
ブローブは大きさ(オンス)にもよりますが、安いパンチンググローブであれば2,000円~3,000円ほどで購入可能。


やや割高ではありますが、クオリティを重視するなら【Winning/ウイニング】の一択です。
グローブ、レガース、サンドバッグ、ミットなど格闘技用品を全て手作りで作っているメーカーであり、品質という一点においては他社の追従(ついじゅう)を許しません。
【Winning/ウイニング】のグローブは、サンドバッグやミットを打った時の、
- 音の気持ちよさ
- 爽快感
これらが他と比べて段違い。
自分もパンチンググローブは【Winning/ウイニング】を愛用していますよ。


おすすめ格闘技②【キックボクシング】


実戦性 | |
ジムの数 | 多い |
年齢層 | 若い |
おすすめの人 | ダイエットしたい人、K-1が好きな人、かっこいいキックを打ってみたい人 |
キックボクシングはK-1でもお馴染み、人気の格闘技ですね。
ただひと口にキックボクシングと言っても、団体やジムによって練習内容は変わってくるものです。
- 肘あり/なし
- 首相撲あり/なし
- 蹴り足のキャッチあり/なし
などなど細かい違いがあるんですよね。
キックボクシングのメリット
ダイエット効果が高いのがキックボクシングのメリットです。
何故なら蹴りは一発の動作が大きく、パンチ以上に大きなエネルギーを必要とするからですね。



蹴りを連続で打ち込む動き…あれ凄いやせそうだよね。



あれは体力向上には特におすすめのメニューだよ。
- バランス力(体幹)向上
- スタミナアップ
- 脂肪燃焼効果
などなど、複合的な効果があるんです。
キックボクシングって護身としてはどう?
護身における蹴りを打つことのメリットとしてはパンチよりはるかに大きい威力を生みだせるという点にあります。
パンチで倒すのは難しくても、蹴りを顔面に当てさえすれば割と簡単に失神させることが可能。



だから蹴りを使いこなせれば相手を倒す能力として非常に役立ちますよ。
蹴りを打つことのデメリット
デメリットとしては転倒しやすい点にあります。
パンチは両足を地面につけてバランス良く放てるのに対し、蹴りは片足立ちなので不安定。
ケンカで転倒したら終わりだと考えましょう。



アスファルトはリングと違って想像以上に固いって言うよね。



それもあるし相手が複数いる場合は特にヤバい!転んだら取り囲まれて一巻の終わりだよ。
つまりキックというのは威力が高い分、リスクも高い諸刃の剣(もろはのつるぎ)ということになります。




キックボクシングの主な練習内容
- 縄跳び/ラダーなどアップや基礎運動
- シャドー/サンドバッグ/ミット
- マススパー/首相撲
- 補強トレーニング(筋トレ/スタミナUP)
サンドバッグはうまく打てるようになるまで慣れも必要ですね。
ですがミットは、指導者が気持ちよく打てるようにリードしてくれます。



爽快感たっぷりでストレス解消にもぴったりですよ。
練習の強度は個々の実力や経験に合わせて調整してくれるでしょう。
1回の練習でも大量の汗をかき、確かなシェイプアップ効果が見込めるはず。
そして同時に格闘能力もアップするので一石二鳥ですね。
キックボクシングジムの特徴など
ジムの数は格闘技の中でもかなり多い方だと感じます。
都市部であれば大抵は見つけることができるのではないでしょうか。
総合格闘技のジムで学べるパターンも
総合格闘技(MMA)ジムの中でキックボクシングのクラスを儲けていることもあります。



総合の先生が片手間にキックを教えるの?なんか内容が薄そう…



いや、だいたいキックボクシング専門のインストラクターを雇っているよ。
たとえMMAジムでもキック専門のインストラクターを雇っているケースがほとんど。
なので指導内容が薄いということはありません。
ただ開催頻度はキック専門ジムの方が多い印象です。



だから予定はキック専門ジムの方が合わせやすいかもですね。
キックボクシングの年齢層は?
キックボクシングの年齢層は比較的若く、女性が多いのも特徴。
近年では女性専用のキックボクシングジムなども増えています。
需要の高さが伺えますね。
キックボクシングに必要な道具
- マウスピース
- グローブ
- レガース
- ファールカップ
などなど。
マウスピースは安物であれば千円~数千円で購入可能。
しかし長く続けるつもりならマウスピース専門店による作成がおすすめです。



専門店で作る場合は最低2~3万円は見積もった方がよいです。



え~高っ!
割高に感じますが、安全面を考慮するならマウスピースは重要です。
なので必要経費と言えるでしょう。
グローブやレガースなどもなるべく自分のものを用意すべきです。
衛生面の問題がありますからね。


おすすめ格闘技③【総合格闘技(MMA)】


実戦性 | |
ジムの数 | 非常に多い |
年齢層 | 若い |
おすすめの人 | 体力が有り余っている人、ケンカが強くなりたい人 |
MMAというのは「Mixed Martial Arts」の略。
正に様々な格闘技をミックスさせた総合格闘技だということですね。
総合格闘技イベント「RIZIN」(ライジン)や「UFC」が人気なのもあり、近年は特に盛り上がりを見せているような印象を受けます。


また、外部サイトになりますが、以下の記事にもRIZINの最新情報など詳しく書かれているので、あわせてチェックしてみてください。
RIZIN DECADE 大会概要や対戦カード、注目の試合を徹底解説
総合格闘技(MMA)の強さ
メリットはなんと言っても打投極(打撃・投げ・極め技)全てが学べるということ。
それら全局面の技を習得すれば最強と言って良いのではないでしょうか。



え…じゃあ護身としてやるなら総合格闘技の一択じゃない?



でも強くなるまで時間はかかるよ
技術の幅が広い=覚えることが多いということ。
つまり習得には非常な時間を要するというデメリットもあるのです。
総合格闘技(MMA)の主な練習内容
- シャドー
- サンドバッグ/ミット
- マススパー
- グラップリング/ドリルスパー
- 補強トレーニング
グラップリングとは打撃なしで行う「組みだけ」スパーリングです。
そして特定の状況のみで行うスパーリング=ドリルスパーも大事なメニューのひとつ。
- タックルをがぶった状態からスタート
- 片足を掴まれた状態からスタート
など状況を限定して行うことで様々な対応力を磨くのです。
総合格闘技(MMA)ジムの特徴など
東京都心部であれば、ひと駅にひとつくらいはMMAジムがあると言っても過言ではありません。
また、総合格闘技だけではなくキックボクシングクラスや柔術クラスを設けていることも多いです。



いろいろなことを同時に学べる、それが総合格闘技ジムの良いところでもあるんですね。
総合格闘技の年齢層は?
年齢層は若い傾向にあり、10代~30代が中心なイメージです。
というのは打撃のみの格闘技と比べ、組技が加わわるのでより体力を必要とします。
また、ボクシングやキックボクシングなどは必ずしもマススパーをやる必要はありませんが、総合格闘技はちょっと違います。



ボクシングはミットとか縄跳びを中心としたダイエット目的の人も多いね。



逆に総合格闘技に関してはスパーリングしてナンボなところがあるんだよね。
その分、総合格闘技は練習強度が高く敷居が高くなってしまう部分があります。
だからダイエット目的などライトに取り組む人は少ない印象です。
総合格闘技(MMA)に必要な道具
- グローブ
- オープンフィンガーグローブ
- ヘッドガード
- マウスピース
- レガース
- ファールカップ
打撃系格闘技と違ってオープンフィンガーグローブが必要になります。
ですので貸し出しに頼らず自分で集めるなら出費はやや高くなりますよ。


おすすめ格闘技④【ブラジリアン柔術】


実戦性 | |
ジムの数 | 多い |
年齢層 | 幅広い |
おすすめの人 | 仲間がほしい人、ゆるくシェイプアップしたい人 |
ブラジリアン柔術は組み合って基本的には寝ている状態で技を掛け合っていく競技。
- 関節技や絞め技を極める
- 相手を下からひっくり返す
- 上から抑え込む
などなど、ポイントを競い合うゲームのような感覚で取り組むことができます。


柔術のメリットは「ゆるくできる」
MMAやボクシングの場合だとフィジカル(肉体の強さ)やスタミナが非常に重要です。
しかし柔術はどちらかというと技のレパートリーや熟練度(じゅくれんど)が大事なんです。
それが年配の方や女性にも人気がある理由のひとつなんですね。
柔術は実戦的とは言い難い
実戦性という観点からみた場合、柔術はやや非現実的に感じます。



どうして?相手を引き込んで寝技に持ち込んじゃえば勝ち確じゃない?



引き込んだ相手以外にも敵がいたらどうなる?
敵が多勢である時に寝転がって戦えば即座に囲まれて袋叩きにされるでしょう。
寝技というのは1対1で真価を発揮する技術です。



それにマットの上をごろごろ動き回るような動きをアスファルトで再現するのも難しいですね。
だからと言って無意味という意味ではなく、
- どうすれば関節を破壊できるのか?
- どのように絞めれば相手は落ちる(失神する)のか?
など技や人体に対する理解が深まる点において有用です。
ブラジリアン柔術の練習内容
- 基礎運動(マット運動など)
- 打ち込み
- ドリルスパー
- スパーリング
ブラジリアン柔術道場の特徴など
柔術は競技人口が多くて道場の数も多め。
道場の形式としては以下の2パターンが多いです。
- 柔術を専門に教える道場
- 総合格闘技(MMA)が中心だけど柔術も教えている道場
ちなみに柔術をされる方の特徴として人当たりが良い点にあります。
気さくに話しかけてもらえて打ち解けるのも早いでしょう。



どうして柔術をやる人は気さくなの?



もしかしたら「触れ合うことが前提」っていう競技性にあるのかも。
柔術は組みっぱなしの触れ合いっぱなしです。
だから相手と距離を縮めることに抵抗がない…という説があるんです。



逆に打撃は相手に触れさせてはならないことが前提ですからね。
どちらかと言えば眼光鋭く神経を尖らせているのがストライカーの特徴かもしれません。
ですから柔術は「コミュ障で一歩を踏み出せない」そんな方には特におすすめしたい格闘技ですよ。
柔術の年齢層は?
割と年齢層は幅広いと感じます。
私がこれまで出稽古してきた柔術の道場では、10代や20代もいれば50代や60代の方もいました。
女性も多いように感じます。



体育会系のノリが薄くて打ち解けやすい空気がある、それがひとつの理由かもしれません。
柔術に必要な道具
- 柔術着
- マウスピース
柔術着は通常20,000円前後。ですがセールなどであれば10,000円くらいで購入できたりもします。


また、カラーやデザインが豊富なのも、若者や女性に人気である理由のひとつと言えます。
おすすめ格闘技⑤【空手】


実戦性 | |
道場の数 | 非常に多い |
年齢層 | 幅広い |
おすすめの人 | 武道や武術が好きな人、空手着を着てみたい人 |
空手は流派や団体によって内容は大きく異なります。
ですから「空手」とひとくくりにしてメリットやデメリットを語るのは難しいというのが本音。
なのでここでは、
- どんな空手の流派があるのか
- それぞれの特徴はどんなものか
などの解説にとどめたいと思います。
空手の主な流派・団体
- 伝統派空手(型/寸止めで顔面あり)
- フルコンタクト空手(顔面なしの直接打撃制)
大きく分けるとこのふたつですが、細かく分類するとルールや方針も非常に複雑です。
だから特にこだわりがなく「打撃がやりたい」というのであればキックボクシングでも良いと思います。
何故なら入門後「自分が思い描いていた空手と違った」ということが起こり得るからなんですね。
伝統派空手
伝統派空手は以下の2つが特に有名。
- 剛柔(ごうじゅう)流
- 松濤館(しょうとうかん)流
ルールとしては、打撃を直接当てることはせず、基本的には寸止めで行うんですね。
「型」も重視され、道場によっては型のみを行うことも。
フルコンタクト空手
フルコンタクト空手は、
- 極真会館(きょくしんかいかん)
- 正道会館(せいどうかいかん)
などが有名ですね。
顔面へのパンチが禁止されているため、キックボクシングや総合格闘技などとは戦い方が全く異なります。
近い距離でボディをガンガン打ち合うのを見たことがある人も多いでしょう。
あれがフルコン空手です。
空手の実戦性とは
まず何度も言うように、流派によって全く異なるのが大前提。
フルコンタクト空手に関して言えば「顔面にパンチしちゃいけないなんて実戦性としてどうなの?」という声が非常に多いんですね。



しかし体力・強靭(きょうじん)さが身につくという意味では超実戦的ですよ!
練習でも強い体を作り上げるためにボディ打ちを行います。
- 打たれ強さ
- 我慢強さ
こういった能力が著しく強化されるんですね。



そしてこれらは実戦においても重要な要素ですよ!
確かに技術やルールという一面だけを見たら非実戦的に感じるでしょう。
しかし相手が格闘技のプロでも無い限り、素人相手に引けをとるなんてことは考えにくいですね。
伝統派空手「型」の強さも千差万別



型って意味あるの?ミット打ったりスパーリングしなきゃ強くならなくない?



いや一概にそうとは言えないけどね。ただ本物の「型」を教えてくれる道場を見つけだすのが大変かも…
誤解を恐れず言えば、本物の「型」とニセ物の「型」が存在します。
沖縄で発祥した元来の空手(唐手)は「型」によって技を練り上げ、強靭な心身を作り上げるというものでした。
しかしそれは当時だからこそ成り立ったロストテクノロジーである部分は否めないと考えています。



戦闘技術なんてなくても今は生きていけるもんねえ…。



「型」とは、ただ動きの美しさのみを競い合うお飾りになってしまった…という部分はあるかもしれません。
とはいえ、伝統をしっかり受け継いでおられる空手家は今もいるはず。
しかしそれは昔に比べて圧倒的に少数である、と考えています。
余談ですが私の空道の先輩で「型」のみを修行している方がいました。
ほとんどの選手がミット打ちやスタミナトレーニング、スパーリングをする中、その先輩だけは「型」を延々行うのです。(1日6時間くらい行っていたそう)
誰もがその強さに疑問を持っていました。
「型なんかで強くなれるわけないじゃん…」
ところが空道の世界選手権において、屈強なロシアのチャンピオン(身長190cm・100kgほど)を倒すという一幕があり、誰もが驚愕した思い出があります。
「型」とは何なのか、考えさせられるきっかけとなりました。
本物の空手家を見つけ出すのはそう簡単ではないと思います。



初心者であればなおさら、本物かニセ物かの区別がつかないでしょう。
ですから特にこだわりがないのなら「型」を重視している空手道場はおすすめできません。
道場選びに失敗すると強くなれないからです。
空手の人口や道場数
空手という大枠のくくりで言えば、道場は日本全国にわたって非常に多いです。
- その空手道場は伝統派なのかフルコンタクトか?
- 伝統派であれば型と組み手のどちらを重視するのか?
事前にどの流派・団体なのかしっかりリサーチしましょうね。
おすすめ格闘技⑥【レスリング】


実戦性 | |
ジムの数 | 少ない |
年齢層 | 幅広い |
おすすめの人 | 引き締まった体になりたい人、実戦的な投げ技を身に着けたい人 |
レスリングの特徴といえば、練習強度が高くて全身の筋力をくまなく鍛えられる点です。
ちなみに、レスリングについては以下の記事で深堀りしていますよ。


- レスリングの魅力
- レスリングの練習内容
- レスリング教室の年齢層
などなど、解説していますのであわせて参考にしてみてくださいね。
レスリング道場の特徴
レスリングは残念ながら道場の数は多いとは言えません。



どちらかというと子供向けに運営している教室が多めですね。
ただ総合格闘技もレスリング要素を多分に含んでいます。
ですのでいっそ総合格闘技を習うというのもひとつの手だと思いますよ。
レスリングに必要なもの
- レスリングシューズ
- マウスピース
レスリングシューズは必須です。
安物なら5,000円ほどでも購入できますが、長く続けるつもりなら20,000円くらいは出しても良いでしょう。
- 足首の固定感
- クッション性
これらが値段によってかなり違いますので、怪我のしやすさにも大きく関わってきます。


おすすめ格闘技⑦【柔道】


実戦性 | |
道場の数 | 少ない |
年齢層 | 高い(町道場の場合) |
おすすめの人 | 柔道が好きな人、投げ技を習得したい人 |
柔道は言わずとしれた国際的な武道です。
しかしレスリングと同様、社会人向けの道場は少ないというのが現状なんですね。



子供なら部活や町道場で習えるんですけどね…(汗)
柔道のメリット
柔道のメリットと言えば実戦性が高いこと。
素人相手であれば一方的に勝てるでしょう。
組技系の種目は総じて体力がつきやすい傾向があります。



打撃以上に使う筋肉が多いからなんですね。
ケンカ・実戦においても威力を発揮できるのが柔道なんです。
柔道の練習内容
- 回転運動(マット運動)
- 打ち込み
- 乱取り
- 寝技
柔道の道場の特徴
最初に述べたように、社会人向けに開催している教室の数は少ないです。
しかし全くないというわけでもありません。



東京都内であれば練馬区にある「サンデー柔道」がおすすめですよ。
また道場が見つかっても稽古の開催頻度が少ないことが多いのです。
大体は週2~3回のところが多いでしょう。



もし近隣に道場が見つからなければ、次に紹介する「空道」を習うという手もありますよ。
空道の稽古に柔道が組み込まれていることもありますからね。
柔道の道場の年齢層は?
比較的若い人は少ない傾向ですね。
学生時代に部活でやっていた大人の方が「久しぶりにやりたい」などの理由で通われているケースが多い印象。
やはり若い人はキックボクシングや総合格闘技に注目しがちかもしれません。
柔道に必要なもの
必須なのは柔道着のみ。
練習用の柔道着ならネット通販で購入することもできますよ。
より安全性を重視するならマウスピースを用意しましょう。
おすすめ格闘技⑧【空道】
画像引用元:大道塾・空道オフィシャルサイト
実戦性 | |
道場の数 | 比較的多い |
年齢層 | 幅広い |
おすすめの人 | 頭突き・金的・掴み打撃を習いたい人、実戦的な武道が習いたい人 |
ここまで挙げてきた競技に比べるとやや知名度は劣りますが、実戦性という点ではトップクラス。



私が15年以上に渡って励んできた武道でもあります。
余談ですが、私が空道を始めたきっかけについては以下の記事にマンガでつづっています。


空道の内容はと言えば「打撃・投げ・極め技(寝技)」に加え、
- 頭突き
- 金的(きんてき)攻撃
- ひじ打ち
が許されるという超実戦的武道なんです。
※試合で金的攻撃が許されるのは無差別大会のみで、なおかつ体格差が大きい時(体力指数差が20以上)に限定されます。
空道に関してより詳しくは以下の記事に書いていますよ。


空道の練習内容
練習内容に関して詳しくは以下の記事で解説しています。


年齢層や男女比率などに関しても触れていますので参考にしてみてください。
空道の道場の数は?
競技人口は日本国内では1万人ほどと言われています。
全国に約100箇所ほどの支部があり、東京都内だけでも10箇所以上ありますよ。
詳しくは空道のオフィシャルサイトで確認してみてくださいね。
空道に必要なもの


- 空道着
- 拳サポーター
- すね当て
- ファールカップ
- マウスピース
- 専用のマスク(ネオヘッドギア空)
道着以外は任意ですので、最初から全て揃える必要はありません。


他にも空道に関する記事がありますので、興味のある方はご覧ください。
空道のルールに関して


空道の投げ技の解説


おすすめの格闘技まとめ
8つの格闘技を紹介してきましたが、最後に2つの観点(実戦性/通いやすさ)からランキングにしてみました。
実戦的な格闘技ランキングTOP3
- 総合格闘技(MMA)
- 空道
- レスリング
私としては慣れ親しんだ空道を推したいところですが、実戦性という観点で言えば総合格闘技(MMA)の方が上かなと考えています。
どちらも「使われる技の幅が広い」という点では同じに思えますが、掘り下げると異なる点も多いのです。
通いやすい格闘技ランキングTOP3
- 柔術
- ボクシング
- キックボクシング
やっぱり柔術の和気あいあいとした感じは魅力的。
気軽に通えて人との繋がりもできる、そんな柔術は通いやすさという点では最高だと思いますよ。
見学と体験練習は必須!
もちろん、その格闘技が好きかどうかも大事ですが、
- 通いやすいかどうか
- 指導員やメンバーとの相性
これらも大事なポイントになります。



ですから見学と体験練習は入会前に必ず行うようにしましょう。
少なくとも道場やジムの雰囲気はわかりますよね。
自分にあった格闘技をみつけて充実した格闘技ライフを満喫しましょう。




コメント
コメント一覧 (11件)
中国武術とかどうでしょうね?武術太極拳や散打もあるらしいです。
記事読ませていただきました。
ずっと格闘技をやってみたいと思っていたのですが、こちらの記事を見てキックボクシングと空道に興味を持ち、来週自宅から近いキックボクシングのジムに体験練習の応募をしました。
記事を読ませていただきました、とても絵が上手ですね!私も九州の方で空道をしています。
空道はいつかオリンピック候補競技になるのでしょうか?
新極真会に少しだけいましたが、そこでは型については教える側もよく分かっていないようでした。分かっていないことを分かっていない様子です。
ただ、選手志望でガッツリやっている人は強いと思います。単純に攻撃力と防御力が高いです。
YOUTUBEで人気の纐纈さんのように武術的な身体の使い方の探究をする人がいれば良いのにと思いました。
また、個人的に総合格闘技には興味があるのですが、スパーリングは程々に、でも技術は学びたいというライトな感覚でやるのは難しそうですね。
極真空手に少しだけいましたが、型の稽古もやるものの、教える側もあまり分かっていないようで、適当でした。明らかにトンチンカンなことを言う人もいました。
しかし、選手志望でガッツリやっている人は確かに強いと思います。素人じゃどうしようもなさそうです。単純に攻撃力、防御力が高い。実際に試合や練習で使わなくても危険な技を持っている人もいる。
柔道の経験者もいて、そんな人とは絶対に戦いたくないと思いました。
ただ、身体能力をいわゆる筋トレで補強する傾向が強くて、老化と共に動きがもっさりしていく様子です。
武術系の出来る人は加齢しても動けるのですが。
もちろん、中にはYOUTUBEでおなじみの纐纈さんみたいに武術的な動きもしっかり研究している人もいるので、一概には言えませんが。
記事を読ませて頂きました。
以前より空道に興味があります。
入会を検討してますが、大人部門で活気のある道場はどちらになりますか?自分は東京都大田区在住です。
よろしくお願いします。
うまうま様
コメントをいただき、ありがとうございます。
空道に興味もっておられるということで、空道を嗜む人間として、とても嬉しく思います(^^)
大田区でしたら、大田支部がありますので是非チェックされてみてください。
指導している中村支部長は自分もよく知っておりますが、強くて面倒見がよく、初心者の方も安心して入っていけると思いますよ。
大田支部のYoutubeやインスタなどで練習風景がアップされているので、チェックして頂くと練習の雰囲気などもわかるかと思います。
参考までにHPのURLを添付しておきますね。
https://www.kudo-ota.com/
空道ルールとか階級わけとかは素晴らしいけど、みんなで横並びになってセイヤセイヤするとか、道場訓とか、ルールに則した練習体系になってない。
だから結局他所から技術を貰ってくるしかない。
ルールが魅力なのに、黒帯になるまで極真ルールだったから、錬成されるのはおしくらまんじゅう。そっから総合とか寄り道長すぎる。
こんにちは。お気持ちはわかります^^;
基本稽古をすっ飛ばしてシャドーなりミットなりをすぐやりたくなる時は自分もありますね。
ただちょっと誤解があるかなと思う点だけ、僭越ながら書かせて頂きます。
まず顔面なしルール(極真と同じようなルール)は現在では白帯のみになります。(少年部はまた別です)
ですので最初の審査さえ受かれば、以降は顔面ありになりますよ。投げや寝技などが加わるのはもう少し昇級してからですが。
ちなみに、この体制になってもう十年以上になります。
ただそれ以前も黒帯になるまで極真ルールだったわけではなく、緑帯(白と黒の丁度中間あたり)まででした。
あと練習体系については道場によってかなり変わります。どちらの道場の練習を指しておられますか?
例えばムエタイの要素を取り入れている支部もあれば、柔術クラスなどを設けて寝技に力を入れている支部もあるんですね。
基本稽古があるのは、支部によって個性があるのは受け入れつつも、ベースとなる動きは残すべきだよね…とされているからです。
号令かけながら行う基本稽古が近代的じゃないよね…意味ないよね…って意見は時々聞きますし、そういった気持ちはわからなくもないです汗
ただ私の意見としては、どのような練習も意味がないと思って取り組めば時間の無駄になりますし、逆に意味を自分で考え自分なりに見出すことで有意義なものにもなり得る…と思っております。ややこしい言い回しで恐縮ですが。
もちろん他の方のご意見を否定するつもりは全くありません。逆に色々なご意見を頂け、このような考える機会を設けてくださったことに感謝しております(^^)
わざわざコメントを下さり、ありがとうございました。
適切な回答で草
格闘技のことなんも分かってなくて草。空道より芦原空手のほうが実践てきで、ほとんどの道場は顔面もありだし。ほんとに格闘技やってきたの?