この記事ではおすすめのオープンフィンガーグローブと、その選び方について書いています。
その他にも、オープンフィンガーグローブに関する様々な疑問などに答えていますよ。
- ボクシンググローブとの違い
- オープンフィンガーグローブに危険性は?
- オープンフィンガーグローブ着用時にバンテージはするべき?
などなど。
最初に選び方などを説明していますが、すぐにおすすめオープンフィンガーグローブをみたいという方は以下のボタンを押してくださいね。
オープンフィンガーグローブの選び方
オープンフィンガーグローブの選び方について。
まず最初に、そもそもオープンフィンガーグローブの特徴とは何でしょうか?
ボクシンググローブと見た目は大分違いますよね。
でも明確には違いがわからないという初心者の方もいるでしょう。
ボクシンググローブとオープンフィンガーグローブの違い
格闘技の種類 | 主な特徴 | |
ボクシンググローブ | ボクシング、キックボクシング | 大きい 掴めない ガードしやすい 脳が揺れやすい |
オープンフィンガーグローブ | 総合格闘技(MMA) | 小さい 掴める 軽くて振りやすい ガードしにくい 痛い |
打撃系格闘技向けに作られているボクシンググローブは掴みにくい、あるいは掴めないです。
一方で組技ありきで作られているオープンフィンガーグローブは掴むことができるんですね。
ボクシンググローブの方が大きいので、より少ない衝撃で脳を揺らしやすいという特徴があります。
対してオープンフィンガーグローブはより生身の拳に近いのです。
脳にダメージは伴いにくいですが、表面的な傷はつきやすいんですね。
練習でガチで殴り合っていたら身が持ちません。
動きの確認や模擬試合として、当てるのは軽くおこなうのが練習における常識です。
ですので、試合に出ない場合は危険性についてそこまで気にする必要はありませんよ。
練習用か試合用か
ボクシンググローブのように、オープンフィンガーグローブにも練習用と試合用とがあります。
もちろん、試合に出る予定のない人は練習用だけでいいでしょう。
試合に出たいと思っている方は、練習用と試合用とで2種類用意しておくのが一般的と言えます。
パウンドグローブとは?
画像引用元:Amazon | ISAMI(イサミ) パウンドグローブ A-IS-756 赤 フリー | イサミ(ISAMI) | グローブ
パウンドグローブといって、グランドの際のパンチを前提に作られたオープンフィンガーグローブもあります。
特徴としては拳頭の部分のクッションが分厚いのです。
上から振り下ろすパウンドは危険なので、より安全性に配慮して綿が詰められているんですね。
両方ともスパーリングで使ってみると、思った以上に違いがわかります。
通常のオープンフィンガーグローブでは当たらなかったパンチが、パウンドグローブでは届いたりするんですね。
青木真也さんの場合は「ONE FC」や「RIZEN」など、大会イベントをひとつに絞っていませんよね。
どんな規定にも対応できるようオープンフィンガーグローブの種類にはこだわらないと以前のインタビューで語っていました。
参考にすると良いかもしれません。
親指がオープンかどうか
オープンフィンガーグローブは以下の2種類に分かれています。
- 親指が覆われているタイプ:安全性は高いけどやや握りにくい
- 親指がオープンなタイプ:動かしやすいけど怪我のリスクは高まる
親指はフックなどで当たることがあり、痛めることの多い部位でもあります。
ですので親指もしっかり守られている方が安心感はありますが、やや動かしにくい欠点はありますね。
掴みやすさにも関わってきます。
総合格闘技(MMA)の場合、掴みと言えばレスリング的になるのでさほど気にならないかもしれません。
しかし私の場合は空道のスパーリングでも使っていたため、道着を掴みやすいオープンなタイプを好んでいました。
【体験談】タイサマイのOFGは最悪だった
初めて購入したオープンフィンガーグローブ(OFG)はタイサマイ製でした。
画像引用元:Amazon | ISAMI(イサミ) オープンフィンガー パンチググローブ BX-30 ヒゴワンタオル付き | タイサマイ | オープンフィンガーグローブ
これが個人的には最悪だったんです。
通常、手のひらは素材で覆われておらず、だからこそ拳を握り込むことができます。
しかしタイサマイのオープンフィンガーグローブは、がっつり覆われているから使いにくいのなんの・・・。
「握り込みやすさ」という点もしっかり考慮した方が良いですね。
できればお店で試着してみよう
通販も良いですが、やはり試着した方がはるかに失敗が少なくなります。
- ちゃんと拳は握れるか
- 掴みやすそうか
- サイズはどうなのか
この辺に気をつけつつ、確かめてみると良いでしょう。
ISAMI(イサミ)、スーパースポーツゼビオ、フィットネスショップなどが代表的ですが、それぞれ品揃えも割と異なります。
店舗数だとイサミが一番かなと重いますが、品揃え的にはフィットネスショップを推しますよ。
格闘技用品も豊富に取り揃えているフィットネスショップなら、店員さんに申し出ると触らせてもらえたりしますよ。
店舗は東京都内、大阪、名古屋、福岡など各地に17店舗ほど展開していますので確認してみてください。
もちろん通販でも商品の購入が可能です。
オープンフィンガーグローブの疑問あれこれ
オープンフィンガーグローブにまつわる疑問や回答を書いています。
「いいからおすすめオープンフィンガーグローブを早く見たい!」という方は、以下のボタンを押せばジャンプします。
オープンフィンガーグローブでミット打ちはOK?
もちろんオープンフィンガーグローブでのミット打ちもOKですし、実際にやっている人も多くいます。
ですがサンドバッグやミットは基本的にボクシンググローブ用に設計されているという事実があるんですね。
ですので全てをオープンフィンガーグローブで行うのは微妙と言えるでしょう。
- 普段はボクシンググローブでサンドバッグやミット打ち
- 試合前の調整用としてオープンフィンガーグローブでおこなう
このような使い方をしている人が多いですね。
バンテージは巻くべきか?
ボクシング用のバンテージなどは通常だと巻きません。
厚みによって手の自由が奪われ、グラップリングで立ち回れなくなるでしょう。
ですから、つけるとすれば以下の2種類。
- 短めのバンテージ
- オープンフィンガーグローブ専用のバンテージ
オープンフィンガーグローブ用のバンテージも販売されています。
手袋のように手にはめるだけの簡易的なバンテージなんです。
練習では着脱のやりやすさも大事。
だから個人的にはこちらをオススメしますよ。
おすすめオープンフィンガーグローブ①【ISAMI(イサミ)】
値段:11,000円(税込)
珍しいウォッシャブルタイプのオープンフィンガーグローブということで重宝しています。
大抵の商品は、洗うことができずにただ汗臭くなっていくのを黙って見ているだけ。
ですからそれだけで価値のあるオープンフィンガーグローブですよね。
マジックテープもそこまでヘタっていません。
親指がオープンなのでグラップリングや道着の掴みなどもやりやすいんですね。
値段はやや高めに感じるかもしれませんが、値段以上の価値があると断言できます。
おすすめオープンフィンガーグローブ②【VENUM(ヴェヌム)】
値段:7,980円(税込)
フランスの人気メーカー・VENUM(ヴェヌム)の「チャレンジャー」というオープンフィンガーグローブです。
素材はセミレザー、全てハンドメイドで作られているというこだわりの一品。
気になる点としては、Amazonの口コミで「拳頭の白い部分が使っている内に破けてくる」という意見がちらほら。
数十件ある内の数件なので気にするほどではないかもしれません。
それに使い心地という面では称賛する声が非常に多い印象です。
なんと言ってもデザインがかっこいいですよね。
Amazonでの総合評価も非常に高いのです。
おすすめオープンフィンガーグローブ③【MYTH(ミス)】
値段:9,800円(税込)
実戦派格闘技ブランドとして評判をあつめているMYTH(ミス)のパウンドグローブです。
商品の説明欄にはサイズごとの「こんな人向け」記載があるのが嬉しいところ。
それによると、
- Sサイズ:ジャストサイズでフィット感重視の人向け
- Mサイズ:ややゆとりがある方が好みの人向け
とのこと。
MMAのスパーリング専用に特別オーダーされたそうです。
デザインもかっこよく、拳もしっかり守られてAmazonでの評判も良いですね。
おすすめオープンフィンガーグローブ④【ZTTY】
値段:2,599円(税込)
安いのに品質が良く、デザインもかっこいいと評判のZTTY(ゼットティーティーワイ)のオープンフィンガーグローブです。
素材には通常のPUレザーよりも丈夫なプレミアムマイクロファイバーレザーが使われている商品。
通気性も良く、衛生面の観点から見ても良いです。
口コミでは「フィット感がよい」「マジックテープによる固定もしっかりしている」という意見が見られました。
良い点と悪い点を挙げれば、
- 悪い点:目立って良い特徴がない
- 良い点:欠点がなくて何より値段が安い
このようなところでしょうか。
おすすめオープンフィンガーグローブ⑤【RDX】
値段:3,180円(税込)
「マヤハイドレザー」という弾力性に定評のある素材で作られているのが特徴です。
内部のクッションには「Tri-Slab PC3」という素材で衝撃を何重にもケアした一品なんです。
気になる点としては、Amazonの口コミで「やや握り込むのに力がいる」という指摘がありました。
しかしサイズ感、使い心地、デザインなどの面で総じて高評価ですね。
おすすめオープンフィンガーグローブ⑥【LangRay】
値段:1,800円(税込)
何と言っても2,000円弱で購入できてしまう値段が特徴です。
実は私もMMAスパー用に使っており、もう1年以上経ちますが不満はありません。
※ただ私はサンドバッグやミット打ちをオープンフィンガーグローブでやらないので、その点に関しては言及できませんが。
Amazonの総合評価も高いですね。
おすすめオープンフィンガーグローブ⑦【ISAMI(イサミ)】RIZIN
値段:16,500円(税込)
ISAMI(イサミ)から販売されているRIZIN(ライジン)仕様のオープンフィンガーグローブ。
オリジナルの柄が使われていてかっこいいですよね。
サイズ別にどんな人に向いているかを書くと、
- Sサイズ:ぴったり感を重視する人向け
- Mサイズ:ゆとり重視の人向け
- Lサイズ:でかい欧米人向け
このようになりますよ。
この前のZSTのファイトマネーでオープンフィンガー新調しました!
やっぱ安かろう悪かろうとは言ったもので、前の4000円くらいのはすぐ破けたり壊れたりしてたんですが、RIZINグローブ高かったので(笑)めちゃくちゃ頑丈で使いやすそう。
ワクワク pic.twitter.com/E1CcYuYLhM— 中務 修良(N.O.V) (@nov_mma) January 4, 2021
おすすめオープンフィンガーグローブまとめ
おすすめのオープンフィンガーグローブを紹介してきました。
それを踏まえた上でコスパ部門と品質部門に分けてランキングTOP3を発表したいと思います。
ランキングTOP3【コスパ部門】
私自身が使っているからというのがありますが、やはりLongWayのコスパは最強だなと感じます。
RDXは素材のこだわりが凄く、その割に3,000円弱で購入できてしまうところは凄いですね。
ランキングTOP3【品質部門】
イサミのウォッシャブルは値段こそ1万円ですが、それを補って余りある品質の良さ。
MYTH(ミス)も格闘技専門ブランドとしてのこだわりが凄く、使い心地を第一に考えてユーザーファーストな設計に好感を持ちます。
色々とおすすめしてきましたが、初心者の方であればまずはコスパを重視するのが一番かと思います。
経験を重ねる内に道場生との交流なども相まって、メーカーのこだわりやほしい商品などが出てくるでしょう。
その時に改めて品質やメーカーの特徴を見直してみるのが、効率的だと言えます。
なお、ボクシンググローブのおすすめに関しては、以下の記事にまとめていますので参考にしてください。
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