この度、パールイズミのベンチレーションマスクを購入して格闘技の稽古で使ってみました。
本記事は、その時の使用感や感想、そして私なりに感じたメリット・デメリットをつづったマスクレビューとなっています。
これまではアンダーアーマーの「UA スポーツマスク(トレーニング/UNISEX)」をメインに使っていたので、そちらとの比較なども交えつつ紹介していきますよ。
パールイズミ・ベンチレーションマスクの特徴
メーカー | PEARL IZUMI(パールイズミ) |
商品名 | MSK-03 |
値段 | 1,738円(税込) |
色の種類 | グレー、ネイビー、ホワイト、ブラック |
サイズ | 2種類:S-M、M-L |
標準カラーはグレーのようですが、私はネイビーをチョイス。(単純に好みで)
このマスクの特徴を以下にざっくり挙げてみました。
- 素材がメッシュで通気性抜群
- 上下にパーツ分離しているので呼吸が超絶しやすい
- 上下パーツの隙間から水分補給可能
- 口を大きく開けても上下別パーツのためずれにくい
- 耳のゴムのアジャスターで長さ調節可能
- おそらくUVカットは無し
- 感染防止効果も無し
詳細に説明していきましょう。
マスク本体の表裏です。
裏側からみるとメッシュでスカスカなのがわかりますね。
ちなみに使用前に一回もみ洗いなど軽くしてから着用するように公式でも推奨されています。
付属されてる白い生地の使い方
取り出すとこのようにマスク本体と白い生地が別々になっており、白い生地は飛沫防止強化の役割があるようです。
その白い生地は、中央の黒い部分に横から挟み込む形になります。
これがスムーズに入っていかず、入れにくい…。
綺麗に入れようとするより、いったん強引に入れてしまってから調整した方が効率良いかもしれません。
ちょっとわかりにくいかもですが、上の写真が白生地を収めた状態です。
このまま着用してみましたが、呼吸のしやすさにほぼ変わりはなく違和感もなし。
ただ運動中は外して良いかなと思います。
白い生地がずれて飛び出したら面倒なので。
耳ひもアジャスター付き!長さ調節が可能
耳ひも部分にはアジャスターがついていて、ある程度長さを調節できます。
固定感はこの部分によるところも大きいですね。
パールイズミのマスクがズレにくい理由
裏面を見るとわかるように、上下二層構造になっています。
これは下にポケットが付いているように見えますが、完全に分離しているんです。
つまり口を大きく開けても、上下パーツが別々に動くのでズレにくいという特徴があるんですね。
従来のマスクの場合、息が上がって口を大きく開けると、アゴに引っ張られて下にズレていくことがあります。
もちろん組技のスパーリングなどで顔に直接触れられればズレます。
しかし自分で動く限りにおいては、かなり激しく動いてもズレの問題はなさそうですよ。
パールイズミ・ベンチレーションマスクのサイズ感
サイズ | 本体横幅 | 高さ | ゴムを含めた横幅 |
S-M | 19cm | 15cm | 42cm |
M-L | 21cm | 16cm | 44cm |
公式によればこのようになります。
サイズは「S-M」「M-L」の2種類で、どちらを選べばよいか基準が気になる方も多いでしょう。
自分で着用した感想+口コミを調査した結果から結論を言うと…
サイズ選びの基準
- 男性:よほど小顔でない限りは「M-L」
- 女性:よほど大きくなければ「S-M」
男性のサイズ感に関する口コミでこんなものがありました。(レビュー投稿者は女性)
仕事で使う男性用にプレゼント。
凄く息がしやすくて気に入ってもらえました。
サイズは男性でSMでも大丈夫かもとのレビューを見たのでそのサイズにしました。
キツくもなく、生地の大きさも違和感はなかなかったですが、紐の寸がギリギリサイズでした。引用元:Amazonカスタマーレビュー
逆に「M-Lで大きいと感じたけど、耳ひもを調節したら丁度良かった」という声もあったんです。
また同じくAmazonカスタマーレビューにて、ユニクロのエアリズムとサイズ比較している方もいました。
ユニクロのエアリズムと比べると
パールイズミのM-Lサイズだと、ユニクロのエアリズムマスクのMサイズと同じくらい。
Lサイズよりは少し小さいくらいでした。
ユニクロのエアリズムを使っている方も多いので、ひとつの基準にしてみると良いでしょう。
ちなみにメガネの曇り具合はほぼ気になることはありませんでした。
感染対策としては期待できない
「このマスクは感染を防ぐものではありません。」と公式サイトにも記述があります。
密な場所におもむいたり、感染防止を考えるなら他の商品を探しましょう。
- 飛沫の飛散対策
- スポーツ
- とりあえずマスク付けてますアピール
感染の危険が少ないような場所でも、あからさまにマスクを外していけば他人の目も気になっちゃいますよね。
UVカットはおそらくなし
説明書きにも、公式サイトにも、UVカットや紫外線対策などの記載はありませんでした。
ですのでUV対策の効果は期待できないでしょう。
【レビュー】パールイズミのマスクを格闘技で使ってみた
今回のパールイズミのマスクを着用してMMA(総合格闘技)の練習に参加してみました。
ただグラップリングのスパーリングをした際、頻繁に顔が相手に接触するので、マスクが片方の耳から何回も外れてしまいました。
耳ひもアジャスターをタイトに締めれば良くなりましたが、顔が頻繁に触れるようなボディコンタクトの激しいスポーツだとズレを防ぐのは困難でしょう。(そりゃそうだ…)
水分補給のしやすさ
パールイズミのマスクは、上層パーツを上にずらして水分補給ができます。
しかしその間、常に手でマスク上部を持つ必要があるので便利かどうかと言われれば微妙な気がします。
従来通り、マスク全体を下にずらして飲む方が、片手が塞がらなくて楽な気がしますね。
撥水性が良いのが仇となっている件
撥水性(はっすいせい)はメーカーが謳う通り、確かに素晴らしいです。
とはいえ、吸水性のあるマスクだと今度は息苦しくなっちゃいますよね。
だから呼吸が超絶しやすい分、許容範囲かなと思いました。
アンダーアーマーのスポーツマスクと比較
アンダーアーマーのスポーツマスク「UA スポーツマスク(トレーニング/UNISEX)」は、フィット感や固定感は素晴らしく、激しく動いてもずれにくいのがメリットです。
しかし生地が分厚くて呼吸が苦しいと感じる方が多いんですね。
私の場合、アンダーアーマーは運動中より普段使いで息苦しいと感じました。
ちなみにAmazonでは643件の評価で4.5点(5点満点中)という高評価になってますよ。
気になったら直にレビューなども確認してみてください。
>>>パールイズミ・ベンチレーションマスクのAmazonレビュー
パールイズミのベンチレーションマスク【メリット・デメリット】
改めてメリット・デメリットをまとめてみました。
デメリット
- 感染予防は期待できない
- やや汗が内側で蒸れる感あり
メリット
- 圧倒的に息がしやすい
- 上下二層式でズレない
- 洗ってもへたれない
- 耳ひもアジャスターでサイズ感調整できる
こんなわけで、私の中では最高のスポーツ用マスクと言っても過言ではありません。
または普段使いとしても、とにかく呼吸のしやすさを重視したい方には向いているでしょう。
パールイズミのマスクを最安値でゲットするには
販売店 | 価格(税込表記) |
Amazon | 1,573円(ネイビーのみ2,380円) |
楽天 | 1,738円 |
Yahoo!ショッピング | 1,738円 |
公式サイト | 1,738円 |
というわけで(ネイビー以外なら)最安値はAmazonということになりますね。
どうしてAmazonのネイビーだけ高いのか?という点はAmazonの意向なのでわかりません。しかしパールイズミにも問い合わせてみたところ「全て同じ商品である」ということは間違いないとのこと。(色が違う以外に差異はなく、他の販売店にある製品とも変わらない)
ともあれ、グレー・ホワイト・ブラックならAmazonの一択。
Amazonチャージと組み合わせれば更におトクです!
Amazonで購入するなら現金チャージがおトク
Amazonで購入するなら、Amazonチャージを利用するとおトクですよ。
Amazonチャージとは?
詳しくはAmazonの公式サイトでチェックしてみてください。