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格闘技におけるセンスの必要性|種類や技によっても異なる?徹底解説

格闘技のセンス

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格闘技センスは必要なのかどうか?

格闘技を始めたいけど「センスの有無」が気になって踏み出せない人もいるかもしれません。

あるいは「既に格闘技をやっているけど伸び悩んでいる人」も気になる部分ですよね。

そこで本記事では、

  1. 格闘技にセンスは必要なのかどうか?
  2. 格闘技の種類によってセンスの必要性も変わる?

このような疑問について書いています。

以下のような方々には参考にして頂けるかもしれません。

  • センスがなくて挫折してしまうのが怖い方
  • 既に格闘技をやっているけど伸び悩んでいる方
目次

格闘技にセンスは必要なのか

格闘技の試合で膝蹴りを打っている選手

結論を言えば、ある程度の強さを身につけるだけならセンスは全く必要ありません。

※プロとしてトップになりたいなら話は別です。

  • 護身術として習いたい
  • それなりに強くなりたい
  • その辺のヤンキーに負けたくない

このような目的であれば、センスを気にしている時間がもったいないと言えますね。

  1. 格闘技をやっている時点で少数派
  2. 更に継続できていれば圧倒的な少数派

一般人からすれば、格闘技を継続している時点で既に強い人であり、先述した目的には合致していると言えます。


以下のサイトには、一般人における格闘技経験者の割合が書かれていました。

ニュースサイトしらべえによる格闘技の経験がある人の割合アンケート

画像引用元:ニュースサイトしらべぇ

日本の10~60代の男女1653人が対象のアンケートとのこと。

おにぎり

格闘技経験がある人の割合は12.1%だそうです。

このように格闘技をやっていない人の割合が圧倒的に多く、格闘技をやっているというだけでも凄いことなのです。

おにぎり

その中でも継続できている人は更にわずかでしょう。

カクちゃん

そうなるとセンスの有無を気にしている時間がもったいない…という気がしてきた。

「その道のトップになる!」という理由でない限り、継続して練習に励んでいればそれだけで素晴らしいことなんですね。
それならば、センスのあるなしを気にするだけ時間の無駄でしょう。

しかし、次の項ではあえて「センスの必要性」に注目して書いていますよ。

格闘技や技ごとのセンスの必要性

柔術で腕十字をしているところ

格闘技におけるセンスは、種目や技によって異なります。

センスの必要性
打撃
投げ
寝技

例えば、

  • ハードパンチ
  • 近距離ハイキック

これらは努力で身につけるのは非常に難しいです。

おにぎり

一方で投げ技や寝技は反復さえすれば身につきます。

この場合はあくまで「技が身につくかどうか」であって「大会で勝てるようになるかどうか」とはまた別の話です。

カクちゃん

寝技は努力次第ってよく言うよね。

おにぎり

関節技や絞め技の種類は打撃に比べるとめちゃくちゃ多いからね。何百~何千ってあるんじゃない?

寝技は覚えた技の数に比例して強くなることができるんですね。

カクちゃん

打撃は確かに寝技に比べると技が少ない…。

おにぎり

打撃だと「限られた技をいかに組み合わせて精度をあげていくか」という凌ぎ合いになるよね。

打撃の場合、単純に「技を覚えていけば強くなる」といった面は少ないと考えられるわけです。

「技を身につけること」と「トップに上り詰めること」は別

センスの重要性は、

  • 技が身につくかどうか
  • 競技者としてトップになることができるかどうか

どっちの観点で見るかで大きく変わってきます。

割と混同しがちな点ですね。

カクちゃん

いくら柔術はセンスが必要ないと言っても、ムンジアル(※)で優勝するには並の努力じゃできないよね。

おにぎり

うん。どんな格闘技だって上を見たらキリがないと思う。

※ムンジアル:ブラジリアン柔術の世界大会

トップに行けるかどうかという観点で話をするなら、どの格闘技も例外なくセンスが必要です。

一方で「技が身につくのかどうか」で言えば、組技は努力次第でなんとかなるのです。

ボクシングにおけるセンス

ボクシングの試合の写真

ボクシングのセンス=KOパンチを打てるかどうか

このように捉えられていることがほとんどでしょう。

おにぎり

ならばパンチ力はほぼセンスに左右されると言って差し支えありません。

パンチの強さは背筋力や脚力などと言われますが、実際にはもっと多くの要素が絡みます。

  • 全身の連動性
  • 体のしなやかさ
  • 当て感

これらすべてを個人の努力でカバーするのは無理があるのです。

カクちゃん

じゃあハードパンチャーでない僕はどうやって戦えばいいの?

おにぎり

徹底的にディフェンス力に磨きをかけ、スピードで翻弄(ほんろう)するしかないのかな…。

オフェンスに比べ、ディフェンス面のテクニックは反復練習によって身につけることができます。

とはいえ、ボクシングはハードパンチャーに圧倒的なアドバンテージがあると言っても良いでしょう。

キックボクシングにおけるセンス

キックボクシングの試合の写真

蹴りの種類によってもセンスの必要性は変わります。

特に高い柔軟性が必要とされるハイキックはセンスによる部分が大きいのです。

私もミルコ・クロコップに憧れ、かっこいいハイキックを打てるようになろうと奮闘しました。

  • 毎日1時間の柔軟
  • 整体やストレッチ教室で指導を受ける

色々試してきましたが、ついぞ華麗なハイキックを打てるようにはならず。

カクちゃん

でも体を後ろに倒せば僕だってけっこう高い蹴りを打てるよ。

おにぎり

そうね…。でも上体を倒さないハイキックこそが強力なんだよね。

体を倒しさえすればハイキックが打てるという人は多いでしょう。

しかし体を倒すと重心が後ろにシフトして威力が下がるのみではなく、相手にも反応されやすくなるのです。

その点、

  1. 女性
  2. 体操の経験者
  3. ダンサー

このような方たちは体が比較的柔らかくてしなやかなので、きれいなハイキックを打てる人が多いです。

総合格闘技におけるセンス

総合格闘技(MMA)で試合をしているところ

総合格闘技(MMA)はセンスの必要性がグッと下がります。

何故なら「打・投・極」と使える技が多い分、攻め方のバリエーションも幅広くなるからですね。

おにぎり

打撃にセンスが無くても、組み技を伸ばせばそれを起点に戦略が組めますね!

ちなみに私がやっている空道も技のレパートリーが非常に幅広く、センスの有無に関わらず戦略次第でどんな相手とも戦えます。

空道が気になる方は以下の記事をチェックしてみてくださいね。

格闘技とセンス・まとめ

最後に要点をまとめました。

  1. 技が身につくこととトップにいけるかどうかは別
  2. 打撃はセンスによる度合いが大きい
  3. 組技は割と努力で身につきやすい

プロとして上り詰めるわけでも無い限り、どの格闘技も努力次第である程度は強くなれますよ。

  • センスがあっても数ヶ月で止めてしまう人
  • センスがなくても何年も継続できる人

後者の方が強くなれるのは間違いありません。

ですから、センスの有無を気にするよりも「今より少しでも強くなる方法」を考えた方が良いですね。

また、おすすめの格闘技や護身術については別の記事にまとめているので、こちらも参考にしてみてください。

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この記事を書いた人

当サイト「ごぶカク」管理人。格闘技歴15年(空道をメインに柔術、レスリング、サンボなど)。2012年空道の全日本大会で優勝。10代の頃はガチのいじめられっ子だったけど格闘技を習得することで克服。
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