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膝蹴りのコツ|テンカオと組み膝の2種類を初心者向けにイラスト解説

膝蹴り(テンカオ)のコツ

※本記事にはプロモーション(広告)が含まれています。商品を購入すると、筆者に収益が入ることがあります。

この記事では膝蹴り(テンカオ)の打ち方のコツを初心者の方に向けて解説しています。

膝蹴りにも色々種類がありますよね。

  1. テンカオ(掴まないで打つ膝蹴り)
  2. 組んで打つ膝蹴り

この2つのコツについて解説していますよ。

また、イラスト満載で視覚的にわかりやすく理解できると思います。

打撃を習いはじめてポイントがわからないという方は是非参考にされてくださいね。

目次

膝蹴り(テンカオ)の手順とコツ

まずムエタイ的な膝蹴りで大事なのは「」。

腰の使い方次第で膝蹴りの威力や距離は変わります。

STEP

膝をまっすぐ上に上げる
膝蹴り(テンカオ)はまず膝をまっすぐ上に上げる
STEP
腰のあそびで前へ突き出す
膝蹴り(テンカオ)は腰を前に突き出す
おにぎり

体を後ろに倒すのではなく、腰を前に突き出すことが大事ですよ!

「腰のあそび」とは、腰の前後のふり幅のことです。

膝蹴り(テンカオ)は腰の可動範囲が大事

の腰の振り幅が大きれば大きい程、膝蹴り(テンカオ)はリーチも伸びるし威力も上がるんです。

また、初心者の方にありがちなのが「膝を上げる」と「前に突き出す」を同時にやろうとしてしまうこと。

本当は真正面に力を伝えたいのに、これだと上に向かってしまいますからね。

膝蹴り(テンカオ)の軸足の使い方

軸足は回し蹴りみたく回転させません。

  • 軸足は回さない
  • 背伸びをするだけ

軸足を回転させてしまうと、やはり力が横の方向に逃げてしまいますよね。

つま先は前を向いたまま、背伸びをするイメージでOK。

膝頭をやや内側にえぐる

膝蹴り(テンカオ)のコツで膝を内側にえぐるようにする

また、厳密に言うと膝はまっすぐではなく、やや内側にえぐるようなイメージで突き刺しましょう。

その方が膝頭が相手の体にフィットし、ボディに的確に効かせることができるんですね。

両手で頭をガードして守る

膝蹴り(テンカオ)が両手のガードが大事
  1. 蹴り足と同じ側の手を前方に突き出す
  2. 反対側の手で顔を正面から覆う

やり方は色々ありますが、ここではキックボクシングやムエタイ的なガード方法を説明しています。

回し蹴りや前蹴りなどと比べ、膝蹴りはかなり相手に接近することになりますよね。

おにぎり

それだけカウンターでパンチをもらいやすいので、ガードは超大事です。

膝蹴り(テンカオ)のガードの手は開くべき?

膝蹴り(テンカオ)の際のガードのやり方

グローブをつけて行う試合なら気にしなくて良いでしょう。

でも素手の場合、指を開いていると攻撃を合わせられた時に負傷しやすくなります。

肘打ちやパンチがジャストミートしたら痛いし、折れることもありますね

だから軽く猫の手のように閉じておくのが良いですよ。

ちなみに、これは大道塾・空道(くうどう)の東孝(あずまたかし)創始師範の本「はみだし空手」で知りました。

この本には、他にも様々な格闘テクニックが書かれているので興味のある方はチェックされてみてください。

また「空道はどんな武道なのか?」という点に関しては別の記事で詳しく解説していますよ。

組んだ状態での膝蹴り

組んだ状態での膝蹴りに関して気をつける点はひとつ。

シンプルにしっかりした体勢で打ちましょうということ。

組手が不利な状態で膝蹴りを打っても効きません。

それに転倒させられるリスクも高いです。

そのような時は無理に膝蹴りを打つ前に、組手を何とかしましょう。

組み膝蹴りは「同じ技で打ち返す習性」を利用する

膝蹴りに投げを合わせる技術

「同じ技で打ち返す」という習性を利用すればカウンターを合わせやすいです。

組んでいる時、こちらが膝を打つと相手も高い確率で膝を返してくるのです。

頭突きを打てば相手も思い出したように頭突きを打ってくる、そんなことが多いんですね。

この習性を利用し、

  1. まず自分から膝を一発入れる
  2. 膝を打ち返してきたら軸足を払う

これで割と簡単にこかせられます。

おにぎり

自分が膝蹴りを打つ時は、常に投げを警戒した方がいいですね。

大道塾・空道だと、膝蹴りに足払いや支釣込足(ささせつりこみあし)を合わせるのがセオリーです。

膝を打つタイミングで投げ技を仕掛ければ、片足立ちで不安定のため、きまりやすいんですね。

ですから組んだら膝蹴りと足払いはコンビネーションとして考えておくと良いですよ。

  1. 膝を上げる
  2. 腰を突き出す
  3. 両手はガード

膝蹴り(テンカオ)のコツ・まとめ

  1. 膝を上げる
  2. 腰を突き出す
  3. 両手はガード

ちなみにテンカオとはムエタイの技術。

掴まないで打つ膝蹴りのことを指します。

ムエタイの奥義とも言われ、決して簡単な動きではありません。

でも、モノになれば強力な武器になりますし何よりかっこいいですよね。

まずはフォームを身につけつつ、サンドバッグやミット、そしてマススパーの中でどんどん試していきましょう。

ただし喧嘩で使ってはいけませんよ。

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この記事を書いた人

当サイト「ごぶカク」管理人。格闘技歴15年(空道をメインに柔術、レスリング、サンボなど)。2012年空道の全日本大会で優勝。10代の頃はガチのいじめられっ子だったけど格闘技を習得することで克服。
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