※本記事にはプロモーション(広告)が含まれています。商品を購入すると、筆者に収益が入ることがあります。
空道(くうどう)とは武道の一種であり、ルールについてわかりやすく言うなら道着を着ておこなう総合格闘技です。
そんな空道の大阪・中心地にある支部「大道塾・関西宗支部」に遠征・出稽古してきました。
- 大道塾・関西宗支部の稽古内容
- 関西宗支部で習った技の解説
本記事ではこれらを詳しくレポートしていますよ。
そもそも空道ってどんな武道なの?という方は以下の記事を参考にしてください。


空道「関西宗支部」概要
出典:空道 大道塾 関西宗支部
稽古場所は大阪市淀川区にある十三駅(じゅうそうえき)が最寄り駅となります。

新大阪駅からだと、南方駅まで徒歩移動してから(5分くらい)阪急京都線でひと駅ですね。
十三駅より徒歩10分圏内にある、ホテルプラザオーサカ2F・ゴールドジム内のトレーニングスペースにて行われますよ。
ゴールドジムの受付にて、空道の稽古に参加する旨を伝えれば案内してもらえます。
指導を統括するのは辻村元伸(つじむらもとのぶ)師範代。
空道の元全日本チャンピオンであり、護身術にも精通していらっしゃいます。
次の項では、そんな辻村師範代よりレクチャー頂いた内容を深堀りしていますよ。
空道「関西宗支部」稽古内容


この項では空道・関西宗支部の稽古内容について紹介しています。
普段の基本的な内容としては以下になるそうです。
- 基本稽古
- シャドー・サンドバッグ・ミット
- 技のレクチャーと反復
- マススパーリング
- 補強
指導者によって色や違いはありますが、空道の練習体系のベースは概ね統一されています。
より詳しく知りたければ以下の記事を参考にしてみてください。


この日は福岡から遠征してきた私が初参加ということもあり、特別に技のレクチャーが多めでした。
そのいくつかを詳しく深堀りしたいと思います。
辻村師範代の実戦技術を紹介


組み肘で威力を出すコツ
組んだ際の肘打ちのコツです。
肘を打つことだけでなく、相手を引きつける力を意識します。


「引く」と「打つ」で相手の顔面をサンドイッチするイメージですね。
ちなみに打つ前に相手のサイドに回っておくと当てやすくなりますよ。


このように、方襟(かたえり:対角の襟)をとって引き出しつつ横に回ると有利なポジションがとれるんです。
頭突きで威力を出すコツ
頭突きは振りかぶって打つのではなく、体幹で打ちます。



要するに首の力で打つのではなく、体全体で打つことが大事なんです。
組み肘と同様に、引きつけを意識しましょう。


ちなみに頭突きの打ち方やテクニックについては別途、以下の記事に詳しくまとめているのでこちらも参考にしてください。


頭突き・肘・投げの連携


- 頭突きを当てる
- 下から突き上げる縦肘(アッパー肘)
- 巻き投げ
最後の投げは、肘を打った流れでそのまま巻き投げに移行します。



巻き投げとは、相手の腕に上から自分の腕を巻きつけ、担いで投げる技ですね。
柔道とは異なり、空道では打撃で相手を崩すことができるので、肘や頭突きとうまく連携して投げましょう。
ちなみに、空道でよく使われる投げについては以下の記事で詳しく紹介しています。


このように実戦的な技の数々を教えて頂きました。
そんな稽古内容含め、今回の関西宗支部遠征で抱いた感想を次の項では述べていますよ。
関西宗支部・出稽古の感想
このツイートで述べていることが全てなのですが、関西宗支部では「空道」という枠にとどまらず幅広い知識・技術を教わることができます。
- 護身術
- 喧嘩術
- 危機回避の意識
ルールの範囲内でしか使えない技を習得することが、本当の目標ではないですよね。
これは空道に限らず、武道を習おうと思っている人みんなに言えることだと思いますが。



護身術として、いざという時のために活かせる技を習いたいはず。
通り魔や暴力事件などをニュースで目にするたびに思いませんか?
- 自分の大切な人が当事者だったらどうしよう?
- 自分に何かすることができるのだろうか?
しかしその概念が適当になっている武道の道場は多いと思うのです。
なんだかんだその競技・ルールに沿った技術に偏っていることが多い。



しかし関西宗支部は違うと感じました!
大事なのは武道の根幹にあるものであり、それを学ぶことができるのが関西宗支部の魅力だと思いましたね。
関西宗支部では見学・体験を随時募集中
関西宗支部では、見学や体験なども随時受け付けているとのこと。
お近くに在住で希望される方は空道・関西宗支部のWEBサイトをチェックしてみて下さい。






コメント