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マンガ「空道家物語」エピソード1【武蔵溝ノ口事件】

マンガ「空道家物語」エピソード1のタイトル

自分が空道を始めるきっかけとなった出来事のひとつで「武蔵溝ノ口事件」と勝手に名付けています。

誇張や脚色はしていますが実話がベース。

[st-kaiwa-1123]なお、マンガではコミカルに描いていますが、私の中では極めて衝撃的な出来事でした。

即ち、男なら誰もが持っているであろう自尊心のようなものが、この事件をきっかけに粉々に砕け散ってしまったのです[/st-kaiwa-1123]

このブログにたどり着いたからには、読者の方の中にも、恐らく同じ様な思いを持つ方がいるのではないでしょうか。

腕っぷしが強くたって社会で生きていくのにあまり役には立たない…

それでも尚、強さに憧れて止まない自分がいる

これは「強くなること」に取り憑かれてしまった男の物語なのです。

[記事冒頭のプロフィール]

目次

本編

マンガ「空道と私」エピソード1の1ページ目 マンガ「空道と私」エピソード1の2ページ目 マンガ「空道と私」エピソード1の3ページ目 マンガ「空道と私」エピソード1の4ページ目

 

マンガ「空道と私」エピソード1の5ページ目

マンガ「空道と私」エピソード1の6ページ目 マンガ「空道と私」エピソード1の7ページ目 マンガ「空道と私」エピソード1の8ページ目

続きはこちら

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あとがき

私は20を過ぎた辺りの頃、ストリートミュージシャンならぬストリート似顔絵師をやっていました。

武蔵溝ノ口駅前の路上にて自分の絵を販売し、同時に似顔絵を描いて欲しい人をその場で募集していたのです。

これが意外と好評で、割と絶え間なくお客さんがきてくれたし、そこそこのお小遣い稼ぎになったんですね。

当時の私の目標は漫画家になることでした。このストリート似顔絵師も、その修行の一環で始めたことだったんです。

ところがある日を境に私の生活は一変してしまいました。そのきっかけとなったのがこの武蔵溝ノ口事件であったわけです。

マンガには誇張や脚色がありますが、しかし絡んできたチンピラは未だに記憶に残っており、かなり忠実に再現していると思います。(確かめようもないですが…)

事件以前の自分は、いざという時に「頼りになる男」であり、また「度胸のすわった男」だと思っていたんですね。

ところがマンガにある通り、カッコ悪すぎる自分を目の当たりにし、これはとてつもないショックでした。

[st-kaiwa-1123]俺は今まで何をやってきたんだろう…[/st-kaiwa-1123]

そしてこう思ったんです。

仮に大切な人が暴漢に襲われていたとして、そんな時でも俺はビビって何もできないのではないだろうか?

震え上がり足はすくみ、そんな事件をも見て見ぬふりをして尻尾を巻いて逃げ出すのではないだろうか…?

そう考えるといても立ってもいられなくなりました。

どうすればこの自分の弱さを克服できる…?

こんな思いが私の頭の中を支配していたのです。

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また、あわせて以下の記事も読んで頂けると「空道という武道について」あるいは「格闘における強さとは何なのか」などなど、理解が深まりやすいかと思います。

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この記事を書いた人

当サイト「ごぶカク」管理人。格闘技歴15年(空道をメインに柔術、レスリング、サンボなど)。2012年空道の全日本大会で優勝。10代の頃はガチのいじめられっ子だったけど格闘技を習得することで克服。
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コメント

コメント一覧 (6件)

  • 何日か前にインスタにメッセージを送った上地と申します。
    いつも楽しく拝見させていただいております。
    動物的・生物的強さを身に付けたら、人生の感じ方が幾分違うと思い始めました。
    原点は喧嘩の強さなんだなぁ、とエピソードを読んで改めて実感しました。

    • 上地さん、こんにちは。

      インスタは慣れてないのと、あまり触ってないのとで気づかず、スルーしてしまっていました…汗
      …申し訳ありません。そちらも確認します!

      おっしゃる通り、どんな時代でも肉体的な強さから出てくる自信はあると思います。
      そのように感じてくださる方がいて、コメントまで書き込んでくださったこと、大変嬉しく感じております。

      確かに昔に比べたら取っ組み合いだの喧嘩だのって、簡単にはできなくなってきている感はありますが…。
      でもそういった強さが必要になる時ってあると思うんですよね。いつの時代も。
      通り魔や暴漢、災害時の犯罪など。そう言った状況に出くわす可能性は一生で何回かあるかどうか…というところだと思いますが、でもその瞬間のために頑張らずにはいられない自分がいます汗

      コメントにインスタのメッセージにと、わざわざありがとうございました!
      また気軽にお声がけくださいね。今度はインスタの方もしっかりチェックしておきます汗

  • (趣旨とずれますが)溝の口に住んで5年ほどですが、こんなチンピラ見たことありません…
    時代なのでしょうか…
    それはともかくこのあたりの田園都市線沿いに空道の道場開いて欲しいです!

    • つじさん、こんにちは。時代はあると思います。なにせ15年以上前なので…。
      確かにその近辺だと空道の道場はありませんね。空道関係者に会った際に話してみます。
      貴重なご意見を頂き、ありがとうございました。

  • 昔々、私達世代、昭和高度成長期、戦後生まれの小、中、高校と過ごしてきて、学校対抗番長声かけ喧嘩戦争とか集団リンチとか良くありました。
    いじめられたら倍返しもさることながら、闘って仲良くなることもしばしば。
    段々、成長していく中で、喧嘩の手加減無しで死亡事件が起きていく中で、隣り合わせの恐怖心が芽生えて人を避けて平和に生きていくことが望ましいと思うようになりました。
    中学時代の楽しかった仲間たちも暴走族で爆速でストレス発散をしていたのもいました。
    昔からしたら、平和な世の中になったように見えるけど、本音と本音を突き合わしてお互いを認め合えた仲間の絆は大きかったなとこころの奥では感じてます。
    今は孤独なことが多いけど、副業の学校で方向性の合う人と出逢えてホッとします。
    これからも素敵な実話ベースの漫画ブログ楽しみにしております。
    コワタさんのますますのご活躍を願いながら、この辺で失礼します。
    ありがとうございます。

    • 植木さん

      植木さんが仰るように、ぶつかり合ってこそ絆が深まることもあったとも思うし、そういった時代でこそ芽生えた友情もありますよね。
      もちろん暴力を肯定するわけではないですし、ある意味平和になったと言えなくもないのですが、しかし逆にマンガのようなトラブルや事件に遭遇した時の対応力というのもまた、時代と共に落ちてきている…なんて考えたりもします。だからそういった面においては、昭和や戦後の気風を味わってみたかったな…という想いに駆られることもありますね^^;

      マンガの方も不定期にはなりますが更新していこうと思いますので、また読んで頂けると幸いです(^^)

      貴重なご経験を共有いただき、ありがとうございます。色々と考えさせられ、またひとつ勉強になりました。

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